壁のバランス

耐震診断で重要となる指標の一つに「壁のバランス」があります。

 

建物の重さの中心を「重心」と呼び、強さの中心を「剛心」と呼び、地震が起こると、剛心を支点にして重心側が揺れるという現象が起こります。

 

この「重心」と「剛心」のズレを「偏心」と呼び、この偏心率が大きければ大きいほど、揺れも大きくなるのです。

 

これは、家全体の強さが偏っていることを表しています。つまり、壁(耐力壁)の配置がどちらかに偏ってしまっているということを意味しています。

 

一方向だけを強くするのではなく、建物全体をバランスよく壁で補強することが重要になります。

 

一般的に偏心率が15%を超えると、建物の地震に対する強度は著しく低下すると言われています。