施工技術に関して


古くなった一戸建て住宅の場合、特に昭和56年以前に建てられた一戸建て住宅に関しては、現状の建物に必要とされる耐震性が劣っている場合が多いため、耐震診断をする必要があります。

リノベーションをするという事は、その家に今後も長く住み続けるという事ですよね。家の中は、ピカピカにきれいにリノベーションしても、耐震性に関係する肝心の構造が手つかずでは、せっかくのリノベーションが台無しです。なので、一戸建てのリノベーションの場合には耐震診断をしてから、自分たちの家は一体どれくらいの強さ・耐震性があるのかということを把握しとくべきです。その事を、理解したうえでインテリアや間取り、素材選びをするべきです。

 

たとえば、既存のお風呂はタイル張りで床が寒く、冬場のヒートショックが心配だから床暖房付のユニットバスにしたい、ということでお風呂のリフォームを決めるとします。

この場合は、冬場のお風呂の寒さが不快という問題があり、温かく快適なお風呂生活のためにリフォームするのですが、ユニットバスにする場合には、壁や天井、タイル土間を壊します。この時に、タイルの下に隠れていた土台、柱や梁が現れますので、お風呂のリフォームの前に、耐震診断に基づく耐震補強を行ってしまえば一石二鳥ですよね。

つまり、何かリフォームを行う時には、壊してリフォームすることが多いので、その時に耐震補強を行うことがベストです。

リフォームを完了した後でも、後から耐震補強を行うという事は可能ですが、せっかくきれいにリフォームしたのに、また壁や床を壊して耐震補強をするのはいかがかと思いますし、費用の面でも2重の出費になります。

なので、一戸建ての住宅で何かリノベーションするときには、耐震補強を一緒に行うほうが結果的にはお得になるのです。

そのためには、耐震診断を受けて現状を把握しておくことが大変重要になります。

 

耐震補強は、現状の建築基準法の耐震基準から比べて、皆様の家がどのくらいの耐震性があるのかを調べるものです。そして、この耐震診断結果に基づいて、耐震補強計画や間取りの変更計画などを行います。

 

耐震補強は、様々な補強項目がありますが、一番多いのは壁を補強することです。つまり、今まで普通だった壁を耐震壁としたり、新たに耐震壁を増やすということになります。

具体的には、筋かいと呼ばれる斜めの部材を既存の壁に取り付けたり、耐震用面材を既存の壁に張ることで建物のバランスを見ながら耐震性を向上させます。

現状の新築住宅と昭和56年以前の建物との違いは、これら耐震壁の数が現状の建築基準法に基づく建物より少ないという事です。

そして、木造住宅で最も変わったことは構造金物の設置基準が明確にされたことにあります。

耐震補強の重要なことは、高度な施工技術が必要になります。その中でも、この構造金物の取り付けは耐震性向上と密接な関係があり、一か所一か所現場で作業する大工がしっかりと施工することが必要になります。

土手加藤リノベーションでは、これらの構造金物や筋かいなどの取り付けを高い技術力により丁寧に施工します。